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今年のクリスマスは、深紅の赤を選ぶ。
着色料を使わず、果肉まで赤い希少品種
「紅の夢」で仕立てた、5年越しのケーキとは?
もうすぐクリスマスですね。
街が華やぐこの季節、昔は賑やかな
イベントやパーティーが楽しみでしたが、
ここ数年は少し気持ちが変わってきたように感じます。
「派手なご馳走やプレゼントもいいけれど、
今年は自宅でゆっくり過ごしたい」
「気心の知れた家族やパートナーと、
美味しいものを囲んで、静かに一年を振り返りたい」
そんな今の気分にしっくり馴染む、
とっておきのケーキをご紹介します。
届いた箱を開けた瞬間、思わず「わぁ……」と
声が漏れてしまいました。
そこに咲いていたのは、深紅の薔薇の花束。
でもこれ、クリームで絞った花ではないんです。
実はすべて、薄くスライスしたりんごを、
一枚一枚手作業で巻いて作られたもの。
派手な装飾ではないけれど、作り手の体温が
伝わってくるような繊細な手仕事。
テーブルに置いた瞬間、そこだけぽっと明かりが灯ったような、優しい空気が流れました。
このケーキのもう一つの驚きは、この鮮やかな「赤」。
なんと、着色料は一切使われていないというから驚きです。
使われているのは、青森県でもごく一部の農家さんしか栽培していない「紅の夢」という希少なりんご。
皮だけでなく、果肉まで赤く染まる不思議なりんごなんです。
人工的な色ではなく、自然が生み出したグラデーションだからこそ、こんなにも目に優しく、心にスッと入ってくるのかもしれません。
「素材そのものが持つ美しさ」って、なんでこんなに惹かれるんでしょうね。
実はこのケーキ、当店シェフが「待っていてくれる人のために」と、5年ぶりに復活させた特別な一台なのだとか。
一つひとつ丁寧に花びらを巻いていくため、
作れる数にはどうしても限りがあるそうです。
今年のクリスマスは、派手な演出はいらないけれど、
記憶に残る「いい時間」を過ごしたい。
そんなふうに思っている方の食卓に、
この小さな灯りを迎えていただけたら嬉しいです。
1987年創業。
店名はフランス語で「小さなりんご」を意味します。
フランス修業時代、マルシェでりんごが人々の笑顔を生む光景に感動し、「そんな存在になりたい」と名付けました。
保存料・着色料は使わず、国産素材にこだわった「心と体に優しいお菓子」を、一つひとつ手作りでお届けします。
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